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株式会社TKC発行の企業向け情報誌「戦略経営者」2024年6月号に記事が掲載されました!

株式会社TKC発行の企業向け情報誌「戦略経営者」2024年6月号に記事が掲載されました!

株式会社TKC発行の企業向け情報誌「戦略経営者」2024年6月号に記事が掲載されました!
事業内容やアイ・モバイル株式会社に制作いただいたホームページの活用方法などについて、代表の熱田正勝と常務の大北がお話させていただいております。

“想い”を顧客に発信し「集客」と「採用」に成果

岡山県岡山市を中心に、不動産事業を展開してきた株式会社オオキタ・コーポレーション。土地の売り主からの相談をきっかけに、土地の有効活用のための介護事業もスタートした。同社では、HPをコンスタントに更新することで、顧客獲得や採用に生かしている。熱田社長とHP担当の大北常務に、HPの活用戦略や効果について聞いた。

──事業内容は?

熱田 当社の事業は大きく分けて二つ。ひとつが、先代が立ち上げた不動産事業です。岡山県岡山市を中心に、土地の売買仲介や、土地の有効活用など、不動産のありとあらゆるご相談に対応してきました。

もうひとつは介護事業で、介護保険サービスが一般にも開放された2003年頃から取り組んでいます。今では、岡山市内に六つのグループホーム、二つのサービス付き高齢者向け住宅、住宅型有料老人ホーム、三つの小規模多機能型居宅介護など14事業所を運営しています。

“想い”を顧客に発信し「集客」と「採用」に成果

熱田正勝社長

──不動産業から介護へと進出したきっかけは?

熱田 地主さまへの土地活用の選択肢として介護施設の運営をご提案させていただいたのがきっかけです。それまで、土地活用の手段としてはアパートやマンション・店舗の賃貸が主流でしたが、立地によってはなかなか活用しにくい不動産もありました。介護施設として活用できれば、不動産の使い道に選択肢が生まれます。

そうした考え方のなかで、当社が初めて手掛けたのが、認知症の方が住み慣れた地域で介護サービスを受けながら共同生活を送るグループホームです。

──シナジー効果は?

熱田 大いにあります。介護が必要になり、当社のサービスをご利用くださる利用者さまやご家族から「空き家となっている不動産や土地をなんとかしたい」というご相談をいただくことも多々あります。利用者さまは、当社が不動産事業を展開していることを知らずに来られる方も多いのですが、不動産もやっていると知ると「それなら」とお話しくださることが多いです。

──大切にしていることは?

熱田 どちらの事業にも共通しているのが、「住」を作る仕事であるということです。「夢のある暮らしを」をスローガンに掲げ、地元密着で事業を展開することを大切にしています。

HP更新を効率化したい

グループホーム夢楽園外観

グループホーム夢楽園外観

──HP刷新のきっかけは?

熱田 当社がHPを制作したのは、業界のなかでも比較的早かったと思います。一時期は、自社でHPビルダーのソフトを利用して、手作り感満載のHPを作っていました。アクセスカウンターを設置し、毎日アクセス数の変動に一喜一憂していたのですが、運用を続ける中で更新の負担が増えていき、なんとかしたいと思っていました。

──どんなところに負担を?

大北 不動産事業では、新しい物件をアップしたり、売却済みの物件の掲載をストップしたり、こまめな更新をしなければいけません。ですが、HPビルダーのソフトから更新しようとすると、画像をサーバーにアップしてから実際のページに反映しなければならず、手間と時間がかかる上に、写真が異なっているなどミスも多く、更新作業が大きな業務負担となっていました。そんなとき、長年お世話になっている税理士法人日下会計事務所 岡山支店からのご紹介でアイ・モバイルさんを知り、HPについて相談。予算面など条件もいろいろあった中、使い勝手の良さに引かれてリニューアルをお願いすることにしました。『戦略経営者』にも毎月HPの活用事例が掲載されていたので安心でした。

──どんなHPに?

大北 介護事業を行っていることから、柔らかな雰囲気にしてもらいたいとオーダーしました。また、プロのライターを派遣できるサービスがあったため、文章作成も支援いただきスムーズでした。リニューアルにあたっては採用のために求職者向けの導線も整えました。自社でHPを作っていた頃は、求人専用のページを別に作っていました。インタビューなどのコンテンツを拡充していたのですが、デザインや導線設計が整っていないことから、なかなか見ていただけない状況でした。そのため、入り口である自社のHPの導線を整え、求職者の方の目に留まるような形を意識しました。

スムーズな人材採用を実現

──HP導入の効果は?

大北 アイ・モバイルさんのHPはとにかく更新がしやすく、不動産情報や、介護施設の空き情報なども自分たちで編集できるので、タイムリーな情報発信につながっています。平均で月間1000桁台のアクセス数を維持できています。介護事業では、入居者さまや入居を検討されている方のご家族が遠方にお住まいのこともよくあり、足を運ぶ前に、どんな会社なのかをイメージできれば安心感の醸成にもつながってきます。管理画面から自社HPのアクセス状況を確認できるのも便利ですね。対前年比や極端な増減がわかれば、企業のリスク管理や経営判断の指標にも活用できます。

──人材採用への影響は?

熱田 HPの情報をかなりしっかりと読み込んで面接に臨んでくれる求職者が増えていると感じています。実際、ほとんどの方が、HPを見たと言ってくれていますから、事前の企業理解にもつながっています。また、介護事業では最近、外国人の方の採用も始めています。同業の介護施設を運営している法人経由で紹介いただくことが多いのですが、外国の皆さまもサイトを見てくださっているようです。

内観

内観

──HP活用ビジョンは?

熱田 今後、HPを通して閲覧者に私たちの想いやメッセージをいかに届けられるかどうかが大切になってきます。オオキタ・コーポレーションの社名検索でたどり着いてくださる方はいいのですが、そうでない方にどう想いを届けるかがこれからの課題です。SNSの活用など模索しているところです。

また、今後は、コーポレートサイトとは別に事業ごとにサイトを作り、よりサービスや事業をわかりやすく伝える方法も検討すべきではと思っています。